賃貸でもできるDIY、2万円で部屋の印象を激変させた話

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

家賃7万円の賃貸に住んで4年、ずっと部屋が嫌いだった

大阪市内の1LDK、築15年。家賃は7万2千円で、立地は悪くない。でも部屋の印象がずっと「なんとなく冴えない」状態だった。白い壁、フローリング、備え付けのドアノブ。全部悪いわけじゃないのに、合わさると無個性の塊になる感じ。

一番気になっていたのは、リビングの壁と部屋全体の照明だった。壁には何もかかっていないし、照明は最初から備え付けのよくあるシーリングライト。色温度が昼光色の白で、夜でも「作業している部屋」みたいな雰囲気が出てしまっていた。

DIYで変えようとずっと思っていたけど、「賃貸だから」という言い訳で先延ばしにしていた。原状回復できなかったら退去時に修繕費を取られる。そのリスクを考えると踏み出せなかった。

それが変わったのは友達の家に遊びに行ったとき。同じような賃貸なのに、部屋の雰囲気が全然違った。「どうやったの?」と聞いたら「全部で2万くらいしかかけてないよ」という答えが返ってきた。

2万円の使い道を決めた順序

まず何に投資すれば部屋の印象が一番変わるかを考えた。友人の部屋を参考に、自分の部屋の課題をリストアップした。

  1. 壁が寂しい(何もない白い壁)
  2. 照明が生活感を出している(白すぎる蛍光灯)
  3. 収納が足りない(床にものが置きっぱなし)
  4. ドア・コンセントカバーが古くて黄ばんでいる

2万円をどう配分するか考えた結果、照明の交換に7,500円、ディアウォールと棚板で8,000円、リメイクシートに2,500円、コンセントカバー等の小物に2,000円という内訳にした。

一番効果があったのは照明交換

照明を変えたことで部屋の雰囲気が一番変わった。購入したのはアイリスオーヤマのLEDシーリングライト「CL8DL-5.0CF」。12畳対応で電球色・昼白色・昼光色の調色ができるタイプ。Amazonで7,480円だった。

設置は自分でできた。既存のシーリングライトを外して、同じ引掛シーリングに新しいものを取り付けるだけ。電気工事の資格は不要な作業で、10分かからなかった。賃貸の場合、元の照明を保管しておいて退去時に戻せば原状回復できる。

電球色(2700K)に設定した夜のリビングは、今まで全く違う部屋に見えた。暖かみのある光が壁に当たると、同じ白い壁なのに柔らかい印象になる。「ホテルっぽい」というか、「落ち着ける場所」という感覚になった。

色温度の使い分けとして、夜はリラックスモードに電球色、在宅ワーク中は集中できる昼白色・昼光色に切り替えている。調色機能があるシーリングライトは1台で全部対応できるのでコスパが高い。

ディアウォール棚で壁に穴を開けずに棚を作った

ディアウォールとは、2×4材の木材の上下に取り付けるパーツで、床と天井を突っ張りの力で固定できる製品。壁に穴を開けずに柱を立てられる。賃貸DIYの定番中の定番。

購入したのはYラボのディアウォールSセット(上下パーツ)が1,078円×2セット、2×4材(長さ2,400mm)2本を近所のコーナンで3,580円(1本1,790円)、棚板用のSPF材(1,820mm×184mm×18mm)2枚を2,660円(1枚1,330円)、棚受け金具8個セット600円。合計7,996円。

組み立ては2時間かかった。2×4材は天井高から45mm短くカットする(ディアウォールのバネ分)。これをコーナンのカットサービスで1本50円で頼んだ。

完成した棚はリビングの壁際に設置して、本・観葉植物・雑貨を置いている。ポイントは「飾るものを選ぶ」こと。なんでも置くと倉庫みたいになる。観葉植物(ポトス1鉢700円)を1つ置くだけで、棚全体が「インテリア」として機能する。

注意点として、ディアウォールは突っ張りの力で固定しているため、地震で倒れるリスクがゼロではない。重いものを高い位置に置かない、壁に近づけすぎない(壁への傷つき防止)という配慮が必要。

リメイクシートで洗面台周りが激変した

リメイクシートとは、貼ってはがせるシール状の壁紙・木目調シートのこと。セリアやダイソーでも売っているが、Amazonで幅45cm×10mのロールタイプを1,980円で購入した。木目調のナチュラルブラウン。

洗面台の扉(白い化粧板)に貼った。扉の寸法を測ってシートをカットして、空気が入らないように端からゆっくり貼るだけ。切り抜きが必要な取っ手部分はカッターで慎重に切った。

洗面台が木製の棚みたいな雰囲気になって、同じ空間なのに全然違う印象になった。洗面所って毎日使う場所なのに、意外と放置していることに気づいた。

注意:リメイクシートは「貼ってはがせる」と書いてあっても、長期間貼ると糊が残ることがある。退去前に貼ったままにしてOKな場所(棚板の上など)に使うか、退去6ヶ月前にははがして確認するのが安全。表面がツルツルした化粧板への接着は比較的きれいにはがせる。

コンセントカバーとドアノブは100均で地味に改善

壁のコンセントカバーや照明スイッチのプレートが黄ばんでいる場合、ホームセンターで交換部品が300〜500円で売っている。マイナスドライバーで外して、新品に交換するだけで清潔感が上がる。

また賃貸のドアノブは既製品の銀色が多い。これを黒や真鍮のカバーに変えるカバーリング製品がAmazonで1,000〜2,000円で売っている。元のノブの上から被せるだけで、工事不要でイメージが変わる。

コンセントカバー×3枚(各400円)、ドアノブカバー1個(1,200円)で合計2,400円。地味な変化だけど、細かい部分が揃うと部屋全体の完成度が上がる感じがする。

2万円でやったこと、やらなかったこと——費用対効果の正直な評価

項目 費用 効果
シーリングライト交換 7,480円 ★★★★★ 一番変わった
ディアウォール棚 7,996円 ★★★★☆ 収納+インテリア両立
リメイクシート(洗面台) 1,980円 ★★★★☆ コスパ高い
コンセントカバー等小物 2,400円 ★★★☆☆ 地味だが重要
合計 19,856円

やらなかったことで後悔しているのは「カーテンの交換」。元々ついていた無地の白いカーテンをそのまま使っているが、ここを変えるだけでかなり印象が変わると思っている。今後のDIY予算に組み込む予定。ニトリのオーダーカーテンなら2窓分で1万円前後で対応できる。

原状回復で大切なこと——退去のリスクを下げる方法

今回やったことの原状回復リスクをまとめる。

  • シーリングライト:元の照明を箱に保管→退去時に戻す。これだけで完全に原状回復可能。
  • ディアウォール棚:壁に穴なし。取り外すだけ。ただし天井の塗装に圧がかかり続けると跡が残ることがある。上部に当て木(薄いコルクや布)を挟む対策が有効。
  • リメイクシート:貼る前に小面積で試す。長期間放置しない。
  • コンセントカバー等:外した元のパーツを必ず保管する。ビニール袋にまとめて保管して、退去時に戻す。

結局のところ、「元のパーツを捨てない」と「穴を開けない」の2点を守れば、賃貸DIYはほとんど問題なくできる。この2万円の投資で、毎日帰ってきたくなる部屋になった。それで十分に元が取れたと思っている。

タイトルとURLをコピーしました